2015年10月20日火曜日

修士2年目入学編

アクセス数が多かった記事「どうやってフランスの大学入るの?
あれから一年経ち、今は修士二年目に在学中です。
個人的にも連絡頂いたりするので、今回は修士過程入学について書こうかと。

その前になぜ今回修士二年目に編入したかということから。
日本で学士四年(内一年はフランスに語学留学)した後、半年働き
フランスで去年は政治学や国際関係について主に学びました。
つまり既に五年学生生活送っているのでさらに修士二年となると七年。
長すぎる!そんな時にとある方から「修士二年目に入学したら?」という
アドバイスをいただき今に至ります。

つまり、学歴上修士一年目の過程を経てなくても入学できる!
もちろん専攻科目にもよるだろうし、その前にScience poで一年
勉強していたのも試験に有利に働いたと思います。


さて、願書の提出はだいたい4〜6月頃。大学による。
私は二校応募して一つはそのままScience po d'Aixに願書書類をそのまま提出。
語学証明は不要だったけど、願書に今まで勉強したことや論文の内容、
先生の評価などが必要でした。推薦状も必要。

そして現在在学中のUniversité d'Aix-Marseilleはインターネットでの願書提出。
ここでは語学証明(C1)、成績書、推薦状一通など。語学証明がB2しか
持っていなくて(C1こっちで受けよう思いながら受けずにここまできた)
Scolaritéに聞いたら去年こっちでScience poにいたならいいよと言われそのまま提出。
推薦状は今在学中の学科長?の息子にたまたま教えてもらってたので頼む。
ついでにその学科長も去年教えてもらっていたので「入学したい!」アピール
してました(笑)だってただでさえ外国語学部卒の一年ちょっとフランスで
勉強したものが簡単に法学部に受かるのか不安でしたもの。

で無事書類審査が通過すると「この日に面接来てね」という連絡が来る。
面接の一週間前くらいに確かメールがきたのかな。聞いたところによると、
書類審査でだいぶ振るいにかけ面接で落ちることはほとんどないみたい。
面接時の質問内容は「なぜ人道なのか」「将来のヴィジョンはあるか」
「時間割がフレキシブルだがそれに対応できるか」「経済的な支援は受けるか」
「今まで勉強したこと、インターンや職務経験」について。
そのあとは半分雑談みたいなもので和気藹々とした雰囲気で20分くらいで終了。


ちなみに面接日の朝、滑り止めのScience poから書類審査不合格通知が来て
滑り止めなのに滑ったから本当にこれにかけてました。


面接終わって数日後にun avis favorableメールが届くも、そこから外国人だから?
la Commission pédagogiqueでの審査を通過しなければならず、まあでも
特に問題もなく後日正確に合格通知が届きました。



入学して驚いたのが約80人の学科生のうちアジア人私一人!
それだけあまりアジアでは人道に対する関心が薄いのか、たまたまか。
でも教授陣、生徒など周りの環境も良くてここに入学できてよかったです。
周りの外国人留学生もフランス語圏からが多くて完全マイノリティーなため
イタリア人の子と「今のなんて言った?」と助け合い、周りに支えられながら
なんとかやってます(笑)



もし海外で修士過程に編入しようか悩んでいるのであれば、もちろん日本語の方が
理解は深めれるかもしれませんが、でも全ては自分の努力次第。
ついでに人道支援についての専門機関は日本にはなく、議論はあるものの
その点については先進国なヨーロッパで勉強するのもありじゃないかなと思います。



紆余曲折しようと最終的には自分で決めて、自分の道を作りあげていく。
さ〜て、そろそろ机に向かおう。



2015年6月26日金曜日

ルームシェアをしてて思うこと

ここ数年を振り返ると、
実家暮らし→一人暮らし(日本)→実家暮らし(妹と二人・日本)→学生寮(フランス)→ルームシェア(フランス)→実家暮らし(妹と二人・日本)→一人暮らし(日本)→間借り(フランス)→ルームシェア(今ここ)
とかなり転々とした生活をしてる。


よく聞かれるのがどのようにルームシェアを探したかというのは過去に記述済みなので省いて(ちなみに今の所は学校の掲示板)、海外に住み、尚且つ学生である今はルームシェアで良かったなと思う。


現在のルームメイトはロシア人とフランス人の女性二人と三人暮らし。
ロシア人の子は学校も同じなのでテストについてなどの情報共有が出来たり、共通の友達を誘ったり、ロシアのこと色々教えてもらったりと学生同士ならではのルームシェアといった感じ。フランス人の彼女は既に働いており、日中は仕事で週末は必ず実家や恋人の家に行くのであけているが、時間が会えばずっと喋ってるし、話し方や距離の取り方が上手くて、勉強になる。三人共料理が好きなのでご飯一緒に食べたり(よくおこぼれ貰う笑)、散歩したり、掃除も各自言わずにしたりといい関係を築けている。


だからこそだと思うけど、すぐそばに二人が居るのが本当に有難い。
体調崩して動けなくなった時があったけど、その時は何から何まで看病してもらい、精神的にちょっと辛かった時は二人に吐いて楽になり何度言っても足りない位感謝している。


日本で一人暮らしの時は家族が近くに住んでたからのもあって特に寂しいとは思わなかったけど、今ルームシェアをしていて二人が私にとっての家族みたいなもの。私が一番友達呼んで泊めたりしてるのだけど、文句も言わずに受け入れてくれるのもいい所。正直言って欠点が見つからない!


とまあ、こんな二人と住めて、尚且つ家賃も良心的、大家さんもいい人で、しいていうなら壁がちょっと薄いかなていう位で、今回はついてたなと改めて思う。


大家さんとルームメイトによってルームシェアは大きく良し悪しが左右されるが、一人暮らしかどっちか悩んでいるのであれば、一度は試してもみるのもいいかなとお勧めします。

写真はシャンパーニュ地方から。







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