家を出ると決めた翌日にCROUS(学生寮・アパート)に空き部屋がないかと聞きに行き、必要書類を貰い、次の日に書類を提出してその足で大家さんの所に退去届け(Aix-en-Provenceでは1ヶ月前)を出しに行く。
退去届けには退去理由も書かないといけないので、「実はサンドリンヌと問題があって、、、」と言った瞬間に「ああ。」とすぐに察知した大家さん。とりあえず事情を説明し、手紙を読んでもらいこのような態度を取る人とはもう住めないと話すと、大家さんも彼女とトラブルがあったらしく、尚且つ家の状況もなんとなく察知していたみたいで忠告、もしくはそれが受け入れられないなら退去命令を出そうと悩んでいたよう。
「あなたが出て行く必要はない。仮にあなたが出ていっても新しいルームメイトと必ず問題起こすから退去命令を出すよ。僕に権利はないからこの手紙は読まなかったことにするね。今日の午後にでもサンドリンヌに話にいくけど、彼女は経済的な問題があるかもしれないし、法的に3ヶ月の猶予があるかもしれないから、またそれについては後日話そう」
ということで落ち着く。因みに幸運にも新居のサインはしていなかったけど、万が一のために今は保留にしています。
その日の夜、家に帰ると彼女がいたので挨拶しても無視。翌朝誰かがノックする音が聞こえたので出ると、彼女がいて「なぜ大家さんの前で泣いたの?」と普段フランス語なのに、ウェンディーにも理解出来るようにか英語で話し始める。ウェンディーは関係ないし、フランス語の方がお互い理解出来るからフランス語で「あなたのせいではないし、ただ感情が溢れて涙がこぼれた」と答える。事実、手紙の話をしてる時に怒りがこみ上げてきてちょっと泣いただけで(怒りの頂点に達すると涙が出る体質)、決して大家さんに泣きついたわけではない。
まとめると「子供じゃないんだからなんで私に先に言わないの?あなたのせいで家を出ないといけないしそもそもケーキはあなたが悪いじゃない」ということを長々と言われ続け、ひと段落がついたとこで「返事してもいい?」と聞くと「どのみち家を出ないといけないし、こんなとこに住みたくもないし、あなたとはもう話したくないから」と言い放ってその場を離れる。元は私が出る予定で家も見つけ、ケーキの件に抗議してるのではないことを説明しようにも聞く耳持たずな態度だとどうしようもない。
その日から約2週間彼女は実家に帰っているので、今は平和に過ごしてるけど、そのあとどうなるやらっていうのが現状。様子見なのでまた進展があり次第その3も書こうと思います。
後日、サンドリンヌから少し話を聞いていたのは知っていたけど謝罪もかねてウェンディーにこれまでの経緯を説明。「私は彼女と問題がないけど、それでも目や耳を疑うような態度があったからその気持ちも分かるし、仮にあなたの立場なら同じ事してたと思うからいいよ」ていってくれる。なんていい子><
日頃から疑問に思えばその都度言えばよかったのかなとか反省点はあるし、そしたらこんな大事に至らずに済んだかもしれないと思う反面、いずれは起きることであって偶然このタイミングだけだったのかもしれない。きっかけは私が原因(ケーキの件)だし、完全に悪者になってますが、幸い大家さん・ルームメイト含め周りは理解してくれてるので良かったかなーと。C'est la vie ! それが人生ですな。
めいびー・つづく
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ウェンディーが手紙の返事をもらった翌日にサンドリンヌから「問題は解決したから大丈夫だよ」と言われたという話を聞いた瞬間、「あの手紙を貰って怒らん人なんて誰がおるかー!!」と叫びたくなった。
宇宙人みたいな人はどこにでもいるけど、一緒に住むのは無理。
ウェンディーが手紙の返事をもらった翌日にサンドリンヌから「問題は解決したから大丈夫だよ」と言われたという話を聞いた瞬間、「あの手紙を貰って怒らん人なんて誰がおるかー!!」と叫びたくなった。
宇宙人みたいな人はどこにでもいるけど、一緒に住むのは無理。