2022年2月9日水曜日

Prospective marriage visa - Subclass 300

今回はオーストラリアのビザ「Prospective marriage visa - Subclass 300」に関するお話。


オーストラリア人の彼と結婚しようと決めた時、私はジブチ(アフリカ)に住んでいました。そこからビザの手続きをスタートさせることになり、どのタイプのビザを申請するか色々調べた結果、上記のビザ(以降、フィアンセビザ)を申請することとしました。

フィアンセビザに決めた大きな理由は、
① 渡豪予定日までに入籍することは難しかったから
② パートナービザより審査期間が短かったから
この2つです。

もし、ビザ申請前に2年間以上交際していれば、de factoとしてパートナービザを申請することも検討して良かったと思いますが、残念ながら私たちはそれに該当せず。。。

ちなみに、エージェントは通さず、自力で申請しました。

申請費用

ビザ申請費   7,715豪ドル
翻訳代     約40,000円(多分)
書類取得費   約10,000円     
総額      約60万円

※ビザ申請費は2019年9月時点。現在(2022年2月)は7,850豪ドル。
※翻訳代及び書類取得費は私と彼の二人分の合計。

私の場合、翻訳依頼する書類が多かったので、少し高めになっているかもしれません。
ちなみに翻訳会社は複数の見積もりを取得した結果、
日本語→英語は「PENHAWK」さん、フランス語→英語は「Indigo Blue」さんに依頼しました。
NAATI認定翻訳者検索は→https://www.naati.com.au


審査期間

「5か月」という、予想以上の早さでビザの承認が下りました。

2019年9月   申請書提出&支払い
2019年9月   添付書類提出開始
2019年11月   不足書類の提出依頼メールが届く
       (28日間以内に提出してくださいねというコメント付き)
2019年12月   全ての書類の提出完了
2020年1月   承認!

申請書類の内容について

一番悩むのが、二人の関係に関する質問かと思います。
特に私たちの場合、付き合ってから申請するまでの間ずっと遠距離だったため、financial aspectとhouseholdは悩みました。今まで財産共有したことはないけれども、私たち自立していますよ、将来一緒に住む時は共有口座開設してお互い支えあっていきたいと思っていますよ、みたいな主旨の文章を書きました。

一番面倒くさかったのは、これまでの渡航歴(過去10年間に12か月未満滞在した国)の入力。その数、39回分(泣)過去のパスポートや写真、チケットの購入履歴を探してエクセルにまとめ、ちまちま入力しました。今となってはいい思い出です。

添付書類について

チェックリストを確認しながら、下記の書類を提出しました。
・戸籍謄本+翻訳
・パスポート
・在留証明書+翻訳
・Form 815 Health Undertaking
・証明写真
・運転免許証+翻訳
・警察証明+翻訳
・Form888 Statutory declaration by a supporting witness in relation to a Partner or Prospective Marriage visa application 
・出生証明書
・Form 40 SP Sponsorship for a partner to migrate to Australia 
・Notice of Intention to Marry (NOIM)
・2人の関係を証明する書類(連絡履歴、写真、一緒に旅行した際のチケット等)

全ての書類を集めるのに、大体2か月くらいかかったかな。

・Notice of Intention to Marry
依頼したCelebrantから原本にサインをできれば欲しいと当初言われたのですが、時間的にも物理的にも難しかったので、事情を説明し、オンライン署名で解決!無事取得できました。

・Police clearance 
滅多にないと思いますが、オーストラリア政府指定の機関から警察証明書を取得できない場合。
私の場合、申請時に住んでいたジブチにて、オーストラリア政府のHPに記載されている“ジブチ内務省インターポール”から警察証明書の発行を依頼するも、「それは私たちの管轄じゃない」と回答があり、取得できませんでした。
ジブチでは、裁判所が発行する“無犯罪証明書”が一般的で、フランスやカナダのビザ申請にもそれが使われています。そのため、ジブチから一番近い在ケニア・オーストラリア大使館に相談するも、「HPに記載されている指定の機関から取得してください。」と無理難題を突きつけられる・・・。
結局、内務省宛に警察証明書発行依頼書を2度送付、各書面に受理の判子をもらい、それを裁判所が発行する無犯罪証明書と事情を説明したレターとともに提出しました。

感想
書類集めの手間と申請費用はかかるが、手続き自体はそこまで難しくない!
そして、2人で協力しながら手続きを進めていくのが重要。

以上です!
これからビザを申請する方にとって、少しでも役立てば嬉しいです😊

(追記:2022年4月6日)
パートナービザ申請のために、提出書類を確認していたところ、ジブチの警察証明書の発行元が変更されてました!私のお陰かな?(笑)







2022年2月3日木曜日

久しぶりの更新

久しぶりに自分のブログを開いて、読み返してみた。
懐かしく思う記事もあれば、穴があれば入りたい位恥ずかしい記事もあったので、一部を非公開にした。
ネット上の記録は半永久的に残るから、気をつけないと・・・。


さて、最後に更新してからこれまでの間、自分の生活環境が何度か大きく変わったが、その都度、情報収集のために利用したのが「ネット」であり「ブログ」である。

ただし、あまりにも検索ワードがマニアックすぎたのか情報量が少なかった。
そこで、これまでの自分の経験を備忘録も兼ねて書いていきたいと思う。

・ジブチでの生活話(アフリカ生活)
・オーストラリアへの引越し話(特にビザ関係)
・海外旅行話

上記の内容に加えて、現在と未来の話も書いていきたい。

・シドニー生活話(家探し、ビザ関係、食、観光など)
・???(あと1つ、コンテンツが欲しいけど決めれない。)

時間だけは十分にあるので、ゆっくり更新していきます。