前回の記事のつづきです。
今回、家探しのために内覧した物件数、約30件!
正確には数えていませんが、だいたいこのくらいの数だと思います。
その中で出会った、忘れられない家を紹介します。
(ずっと「家」と書いていますが、私たちは戸建てではなくアパートを探していました。)
① ゴキブリハウス
オーストラリア在住の方はご存知の通り、こっちはゴキブリが多い。しかも、でかい!
そのため、小さいものであればある程度の耐性がついたのですが、築古で1階・2階のアパートを内覧した際、キッチンに入った瞬間死んだチビゴキがうじゃうじゃ・・・。
おそらくアパート内で最低10匹は見つけたと思います。
夫に話したら、「オーストラリアだったら普通だよ」と言われましたが、「いやいや、他の内覧で見たことがない。これだけ居たら、実際はもっといるよ。」と話して、そのアパートは却下となりました。
ちなみに、新居ではゴキブリ対策のため、入居する前 Pest control(害虫駆除サービス)を依頼しました。
高額でもないし、市販の薬より効き目があると思うので、オススメです!
② 壁のヒビ
とあるアパートの共有スペースの壁に、天井から縦に長くヒビが入っていました。
築年数は約15年。
経年劣化も考えられるので、建物の補修工事は予定されているのか、このヒビは問題がないのか不動産屋に確認したところ、「補修工事は初めている。この上の階にもヒビが入っていたが、補修済み(実際に見せてもらった)。ただし、工事にも費用がかかるため、少しずつ進めていく予定。」とのこと。
この物件の立地や間取りはよく、値段もお手頃で、ヒビは気になるものの、不動産屋の返事を聞いて手付金を支払い、手続きを進めました。
ところが、その後 Strata reportを入手したところ、このヒビは経年劣化ではなく施工不良が原因である可能性があるとのこと(泣)
しかも、このヒビを含め、建物に問題があることが2年前に発覚したにも関わらず、資金不足のため、これまで補修工事がほとんど行われていないらしい。
絶対これは危ない…ということで、この家は諦めることにしました。
高い勉強代でしたが、仕方がない!
③ スパイシーハウス
建物全体がすごくスパイシーな香り(笑)
家の中だけならまだしも、建物全体の匂いがきついアパートが何件かありました。
美味しそうな匂いだけど、住むのはちょっと・・・。
匂いやアパートの雰囲気、共有スペースの状況は広告写真だけでは分からないから、実際に足を運んで見るのが大事だなと改めて実感。
3つ目は内容が薄くなりましたが、以上、忘れられない家3件でした。
記事には書きませんでしたが、忘れられない優良物件もいくつかありました。
どの物件もすぐに売れてしまったので、やはりみんなが考えることは一緒なのでしょう。
ただ、最終的に選んだ家は候補に上がった家の中で一番お値段が高いものになってしまいましたが、一番納得のいく家でした。
その家を選ぶことが出来たのも、夫が実家暮らしで貯金をしていたからこそ(感謝!)。
最初は「(夫)家族と同居しないっていう約束と違うじゃん!」とぶつぶつ不貞腐れていましたが、結果良い家を購入できたので、今となっては、不動産購入は焦って無理して買う必要はないし、時には多少の我慢も必要かなと思います。
当面は新居で生活し、将来もし家族が増えたら、また家探しをする予定です。
すぐに引っ越す訳でもないのに、暇があれば物件探しをしていますが、やはり 3LDK以上はお値段が高い。
これから頑張って貯金していこう。そのためにも、早く仕事見つけよう。
以上、シドニーでの家探し話でした。
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